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静岡大学写真部浜松キャンパスの写真ブログ。
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Camera :  NIKON D80
Focal length :  50mm
Speedlight :SB-600 set to  M
Aperture : f/1.4~f/2.4   with M
Shutter speed :  M

留学生 張 です

よろしく.....


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katy001.jpg

































camera : Rolleiflex 3.5E
film : Kodak T-Max100
model * Katy
taken @ UNO Omaha NE, USA
process : cyanotype
exposure : about 12 min
paper : coffee leaves natural paper(acid free)



続けてこんにちは。日本だとこんばんはでしょうか。
kaku.です。


本日はまたまたお誘いです。



僕は最近、古いプリントプロセスに非常に興味があります。
僕らが暗室でやっているのは、
あれは"Gelatin Silver Print"と呼ばれるプリントです。
今では最も一般的なものですね。
その名の通り、銀を使ったプリントプロセスです。

しかし写真史上、このプリントプロセスまでたどり着くまでに、
科学者や数学者は大変な努力をしてきました。
みなさんすでにご存知のことと思いますが、
カメラオブスキュラという機構が発明されて以来、
どのようにして像を残すか、というのが彼らの課題でした。
フィルムという発明、そして印画紙という発明。
これらの発明の裏には、数々の実験と失敗があったわけです。

科学者や数学者は様々な薬品を使用し実験を試みてきたわけです。
中にはものすごい薬品を使用し爆発することもあったようです。
そして中には今でも簡単に手に入る薬品を使って成功した学者もいたようです。

これらの銀を使用しないプリントプロセスを、
Alternative Processと呼びます。
まぁ、古典的なプロセスです。

数あるAlternative Processの中で、
最もハードルが低いであろうプリントプロセスが、
このCyanotypeでしょう。
日本語で”青写真”。聞いたことがありますでしょう?


気になるメディアですが、これがすごいです。
なんと、アシッドフリーのものであれば、どんな物質の表面でもトライできます。
布にやる人もいれば、色々な種類の紙にやる人もいます。

そしてこれまた気になる露光ですが、
暗室の写真機でするのではなく、日光で露光します。

つまりここで問題になるのが、
コンタクトプリントでなければならないということです。
写真機を使わないということは、普段のようにネガを拡大して印画紙に焼き付ける、
ということができません。
コンタクトプリントというのは、
ネガを直接印画紙の上に固定して焼き付けたプリントのことです。
つまり、それなりに大きいフォーマットのフィルムが必要なわけです。

最低でも4×5といったところでしょうか。
しかし4×5のカメラやフィルムなんて高くて買えない!
って人がほとんどだと思います。

ご安心ください。
120、35、どんと来いです。
デジタルネガティブというものがあります。
これは、小さなフォーマットのネガをスキャンで取り込み、
それをポジに反転して、またネガに反転させて、
デジタルネガティブという特別なクリアな素材にプリンターで印刷したものです。
こうすることで、4×5よりも大きなネガを作成することができます。





そこでお誘いです。(ここに来てやっと・・・)
帰国後、このプロセスをメインにAlternative Processを紹介しつつ、
作品作りをしていきたいと思っています。
もし興味のある方がいらっしゃいましたら、
ぜひお声をおかけください。







 

final015.jpg

































exposure : f:11 @ 10sec w/ #5 and 12sec w/ #0


final016.jpg

































exposure : f:11 @ 10sec w/ #5 and 11sec w/ #0


final017.jpg

































exposure : f:11 @ 10sec w/ #5 and 12sec w/ #0


final014.jpg

































exposure : f:11 @ 9sec w/ #5 and 9sec w/ #0

 

camera : OLYMPUS OM-1N
lens : OLYMPUS OM-SYSTEM G.ZUIKO 28mm f3.5
film : Kodak T-MAX 400
model * Katy
taken @ my room(my studio???) Omaha, NE USA
developed & printed by kaku.
media : Gelatin Silver Print




ハローハロー

みなさんお元気ですかー???


新入生を迎えて、幾分賑やかな写真部だと思います。


みなさん写真撮ってますかー???
プリントしてますかー???
楽しんでますかー???


ところでこの浜キャンのブログ、
おそらく誰にも・・部員にすらあまり見られてないのではないでしょうか???


静岡キャンパスのようにメインのページを立ち上げて、
このブログを部員の作品の展示場として残すっていうのはどうでしょうかね???
誰かメインのページ作成してくれませんかね???

ぜひぜひ、ここで先輩の作品を見た後輩達がやる気をだすような、
そんな写真部の部屋にして欲しいです。



僕がアメリカにやってきてもうすぐ一年が経とうとしていますが、
その間原田くんの写真数点のみしか見ていませーん。

僕がすごく気になっているのは、
他の写真部員が”どんな写真撮るんだろー”とか、
”どんなプリントするんだろー”とか、
そういったところです。

僕のこの記事を機に、
ぜひ他の部員の作品が閲覧できる場となってほしいと願っています。
新入部員の方にもぜひこのブログを紹介してもらって、
彼らにも記事を書いて欲しいと思います。


どうやら今年の新入生たちは、
すでに技術面に長けているそうじゃないですかー。
ぜひ作品を見たいです。

藤井さんが新しく部長になったらしいですね。
写真部を引っ張っていってください!





ところで、最後にもう一つ提案・・というかお誘いがあります。

帰国後、少し遠出で部員間の撮影会を考えています。
僕の帰国は八月下旬なので、
八月の下旬か九月の頭を予定しています。

これは写真部のオフィシャルな活動とは関係なく、
『仲間同士で企画して撮影会やグループ展をしよう!』という僕の勝手な企画です。
その第一弾企画として行うのがこの撮影会です。

知識や技術は問いません。
必要なのは”写真がうまくなりたい”という気持ちです。
普段あまり話せないことや、”いまさらそんな質問?”的なこともこの場で聞いちゃいましょう。
そして新入生のみなさん、これはかなり大チャンスです!と言っておきます。
撮影技術のみではなく、暗室作業のことも聞くいい機会です。


もちろん、浜キャンからだけではなく、
静岡キャンパスの部員さんも大歓迎です。
オフィシャルなものではないので、ゆるい気持ちで参加してみてください。



興味のある方や、すでに”参加したい!”と思っている方は、
以下のアドレスまでメールをください。
場所や日程は、参加したいという気持ちのある方たちからの意見を織り交ぜた上、
決定したいと思っていますので、
今の時点では公表いたしません。

連絡先:類家大覚(るいけひろかく)

fb05607f.jpg



ちなみに僕はこんな写真を撮ってます。
my flickr

 

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